
私たちは、誰一人例外なく、この世に誕生し、死を迎えることになります。
私たちの五感では、死を迎えた人は、意識と生命の維持を失った肉体だけが残され、肉体は、二度と意識を持つことはありません。
私たちの目には、それは、完全にその人の個性が消え去ったかのように見えます。
肉体による死は、その人の個性がなくなってしまうというわけではなく、死後も人間の個性はそのまま存続し、物質的次元(今、私たちがすんでいる世界)から霊的次元(いわゆるあの世)に生活の場が変わるということです。
霊的世界には、低い領域から、高い領域がありますが、どの領域に行くかは、その人が送ってきた地上での生活での行い、人格などの霊性に合った領域の世界で生活することになります。
私たちの目的は、まさにこの部分にあります。
つまり、今、私たちが暮らしているこの地上世界での行いが、死後に、例外なく誰もが行くことになる霊的世界における生活に直結しているのです。
この物質世界において、他人を追い落とし、お金稼ぎだけに執念を燃やして、利己主義に走る大富豪と、貧しい生活なのに、困っている人を助ける利他主義を実践して生きている人の死後の世界はどうなるのでしょうか?
ヒントは、個性は、死後も存続するという事実にあります。
困っている人を助けた人は、死後、困っている人(故人と仮定して)から感謝され、それに対する褒美をもらえます。
他人を追い落とし、お金稼ぎだけに執念を燃やして、利己主義に走る大富豪の死後は、追い落とした他人から恨まれ、そして、償いをおこなうことになります。物質世界で稼いだ大金はどうなったか?
物質的な物(紙幣、金、宝石等)は、霊的世界に持ち込めません。
あの世には、思い出や、性格などの個性や、施した徳、犯した罪をそっくりそのまま持ち込むことになります。しかし、物的な物(紙幣、金、宝石等)は、何一つ持ち込めません。
生前、このような霊的真理を知らずにこちらに来た霊達は、地上生活で生活している間にその事実を知っておきたかったと思うようです。
そのような霊達は、この事実を知らないまま地上で生活している人たちに、この事実を知ってもらうために、いろんな方法でインスピレーションを送って手助けしようと試みています。
この地上世界での行い(善にしても、悪にしても)が死後の世界において生活する領域に直結する(自分では選べない)という事実を知って頂き、今までの人生を鑑みて、これからの人生について考えて頂きたいということが目的です。